ジャニヲタ見聞録

ジャニヲタのためのライフハック(笑)ブログ

野鳥の会ジャニヲタの決定版?防振双眼鏡のススメ!

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気が付けば暦の上ではセプテンバーですね、みなさんいかがお過ごしでしょうか?私は遠征が一段落して一週間経過したあたりで見事に風邪を引きまして人間気合が足りないと駄目だなあと実感しております。そしてまたまた非常に個人的な話になりますが、実は私の愛用防振双眼鏡第一号・CANON 10×30IS購入から約一年が経過したということで、最近ジャニヲタの間でひそかにアツい気がするアイテム・防振双眼鏡について一年間使ってみて感じたことや会場ごとの使い勝手なども含め改めてレビューしてみたいと思います。関係ないけどストラップ替えたよ!ディズニー土産だよ!

そもそも防振双眼鏡とは

詳しくは以前書いた双眼鏡購入ガイド記事(→ジャニヲタのためのコンサート用双眼鏡購入ガイド~自担をじっくり観察するために~ - ジャニヲタ見聞録)の後半を参照していただきたいんですが、単純に言うと手振れ防止機能がついている双眼鏡です。普通の双眼鏡の軽く3倍くらいのサイズがあり、軽く3倍くらいの重さがあるので購入に躊躇する人も多いでしょうし(後述しますが)確かに万人におすすめとは言えないところもあるんですが、それでもジャニヲタの視界と世界を変えられるアイテムだと思っているので長所短所合わせてご紹介していきます。


とりあえず以下出てくる防振双眼鏡と言うのはほぼすべてCANON 10×30ISのことなのでその前提で読んでいただきますようお願いいたします。

会場別レビュー・劇場編

一年間色んな会場で使ったよ!ということで会場サイズごとの使い勝手を書いて行こうと思うんですが如何せん大体メイン担なのでマンション内部の見方とかについてはちゃんとお伝えできなくて申し訳ありませんということを最初にお断りしておきます…。個人的にはメイン担よりもバック担向きのアイテムではないかな?と思ってるのですがそのへんは専門の方におまかせするとして。

帝国劇場

今まで私が最も防振を活躍させた会場こと帝劇ですが、あまりに前の方だと顔しか見えなくなるかもしれません…が横幅も広く舞台も奥行きがある会場なので1階D列で入ってもそこそこ使う機会はありました。しかし基本的にどんな劇場でも10倍の防振双眼鏡でひたすらガン見したいなら二階前列が一番の良席だとは思います。二階からなら大体どこでも全身入るのでそういう意味でもストレスがないかと。

大阪松竹座

とにかく客席と舞台が近いので、前列で持っていたら少し異様かもしれませんwというか防振に限りませんがあんまり前の方で持つとまじで一人の顔しか見えないので10倍以上の双眼鏡はオーバースペックかもしれません。しかし松竹座でも二階最前列で使う機会があったんですがそれはそれはかなりの万能感がありました…。倍率的には三階席からでも大地真央様のメイクを詳細に観察できたので10倍だとダンスが観たい人はややオーバースペックかもしれません。

東京グローブ座

私が使った時グローブ座は特に一階だと双眼鏡使用率がかなり低かったので周りの目は多少気になるかもしれません…。でもまあ演劇なのでそんなに周りを見ている人もいないとは思いますがwそして近い=10倍だとさすがに視野が狭くなるので初見であまり双眼鏡で自担の顔ばかり見てるとストーリーが分からなくなる危険があります。三階席からだと見下ろすような角度になるので、つむじのあたりがよく観察できます。つむじフェチの方にはおすすめ。

会場別レビュー・アリーナ編

アリーナ会場は色々行ったのでひっくるめて書くと、アリーナ席だと、どうしてもメンバーを見上げる形になりがちなため、腕はスタンド席より疲れますw同じ重さでも上に向けても持つが下に向けて持つより重力のアシストがない分しんどいですよね。また、ステージ構成にもよりますが、基本的にアリーナ会場のコンサートだとメンバーが近くに来たり遠くに行ったりするのでうちわと双眼鏡の使い分けが慌ただしくなりがちでちょっとバタバタするかもしれません。大阪城ホールの22列から使った時は逆に双眼鏡で見ることだけに集中できて中途半端に前の方に入るよりも満足感があったような気がします。しかしアリーナやスタンド前列から敢えて近くのメンバーを双眼鏡で観察するのも肉眼では見られないデティールに気付けたりしてそれはそれでやみつきになりますフフ…。

会場別レビュー・ドーム編

ドームはどこ行ってもドームだろって感じなんでざっくり書きますが、いくら良席でも肉眼で捉えるのが難しいくらい遠くに行ってしまう瞬間と言うのは絶対あるので、10倍の双眼鏡だとちょっと役不足かな?という気はします。ドームクラスの現場が中心の人ならちょっと奮発して12倍の防振双眼鏡を購入することをおすすめします。2倍の差で結構変わるので。防振とはいえバクステ側40ゲート後列からメインステ奥とかになるとそこまで鮮明な質感では捉えられませんが、逆に自担周囲の他メンの動きとかも把握できるという利点もあります。

会場別レビュー・~野外編~

最初何も考えないで国立競技場に持って行ってたりしてたんですが、10×30ISに関しては防水機能はついておらず、レンズ内に水が入ってカビが生えると精密機械としては致命的ということも考えてチキンなので今後野外公演にこちらの機種を持ち込む予定はありません…。天候に不安を覚えたらすぐにしまったら問題ないとは思うんですが…。

防振双眼鏡向きのおたくって?

この一年間防振ステマババアとなって知り合いにほいほい貸してたんですが、当然だけど「買うわ!」ってなって即自分で買った人もいれば、欲しいけど迷うなーって人もいたり、別に自分には必要ないなってタイプの人もいたりと色々だったので、私の独断と偏見で防振双眼鏡向きのおたくを仕分けしてみようかと思います。

一曲以上一度も双眼鏡から目を離さずに見続けたい人

とりあえず解説してみますが、防振機能が最大限に威力を発揮するのは「長時間覗き続けた時」だと思います。パッと覗いた瞬間違う!っていう感想も見かけますが、それはおそらく防振機能が威力を発揮してると言うよりは、双眼鏡のレンズそのものの質が当たり前ですが5000円そこらのものよりはだいぶ上だからだと思われます。防振をオンにしなくても視野が明るく広くて見やすい双眼鏡であることは確かなんですが、それならもっと安くて軽くて小さくて同じくらい~もっといいレンズの双眼鏡はあるのでw必ずしも防振双眼鏡を購入する必要はないかと思います。非防振ですが以前も紹介した↓の双眼鏡はなかなか良いレンズを使ってるので、比較的軽いもので明るくて見やすい双眼鏡を探してる方は選択肢に入れてみても良いかと。

Vixen 双眼鏡 10倍 アトレックHR10×32WP 完全防水 ラバーコートボディ 14594-2

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ただ防振をオンにすると手振れの影響が出ないため長時間何曲も連続で見ていてもストレスがなく、見れば見るほどマルチアングルのブルーレイ感覚に…やみつきやわ…ってなりますが元々双眼鏡をそんなに長時間使い続けるタイプの人じゃないとあまり大きな恩恵は感じないかも。双眼鏡を覗く時間や持ち方によって手振れの程度も変わって来るみたいなので、普段手振れのストレスをどれほど受けているかによって感じ方も変わる気がします。全体把握したくてちょこちょこ双眼鏡から目を離すタイプの人だとそこまで違いを感じないかもしれません。

荷物が重くなっても気にならない人

そして私は元々そんなに荷物が多くないタイプなのもあって、防振双眼鏡が増えてもそこまで持ち歩くストレスがないんですが、「双眼鏡」としてみるとやっぱり段違いのサイズ・重さなので元々荷物が大きい・重い人や逆に荷物が重くなるのが耐えられない人にはちょっとツラいかもしれないです。

人目が気にならない人

私は既にすっかり慣れきってしまったのでアレですが、やっぱり首から下げていてもかなり大きいのでパッと見ちょっと異様に見えるとは思います。周りの目がすごく気になる人には向いていないかも…。

質感が気になる人

防振双眼鏡の特徴としてはさっき言った「長時間覗いていても苦にならない」というところと、「細部の質感が観察しやすい」というところだと思います。表情とかダンスや身体の動きに関して観察するうえでは防振機能のあるなしはあんまり関係ない気がするんですが、手振れが止まることによって例えばブレスレットに入ってる文字とか、おでこに一本張り付いた髪の毛とか、腕の血管や首に伝う汗の一滴とか、奥歯の歯列矯正器具とか、タレントが反応したファンサうちわに書いてある文字とかwをガン見したいというニッチな需要にはぴったりだと思います。防振双眼鏡を使った人が「視力が良くなった気がする」と表現することが多いのはこのせいじゃないかと。

手が大きい・腕の力がある人

また、長時間使わないと防振は威力を発揮しづらいと書きましたがなんせ普通の双眼鏡と比べたら何度も言いますが重いです。しかも防振を効かせるためにはボタンを押し続ける必要があるので腕の力が耐えられなくて長時間持ち続けること自体が難しいという人にはやっぱりツラいかもしれません。とはいえ防振双眼鏡を一旦手にしたら限界メーター超えて覗き続けてしまう現象というのもよく見られるので何にせよ友人知人で防振ユーザーがいたら一回借りて試してみることをおすすめします。安くはないものなのでお取り扱いには気を付けて。
ちなみに手前味噌ですが実際のところ一年間防振双眼鏡を使い続けて心なしか腕力が付いたというか二の腕が締まった…ような気がします…w実際ずっと使ってると筋肉痛はだんだん出なくなってきてそのうち片手持ちも余裕になったのでこれはひたすら慣れるのみかもしれません。

防振双眼鏡はいつ買えばいいの?

今でしょ!ってこれはほんとに言いたいだけですがw一年ごとに新機種が出て型落ちするデジカメやスマートフォンと違って双眼鏡と言うのはそうそう新型は出ません。Canon 10×30ISも発売は7年前ですがそのころからほとんど販売価格は変わってないようなので、そのうち新型は出るかもしれませんが一年や二年待って値下がりするという可能性はあまりないと思われます。4万円台という値段は決して安くはないのでほいほい買うわけにはいかないと思いますが、使っても減るものではないので欲しいと思っているなら買うのは早ければ早いほど(その分使う機会が増えるので)お得だと思います。実際買ってみて重過ぎる!自分には向いてない!っていうこともあるかもしれませんが、そんな場合でも中古品がそこまで安く買いたたかれるわけではないので綺麗な状態でオークションに出せばそこそこのリセールバリューが付きそうです。

いいかげんしつこいですが決してCanonの回し者ではないですw何度も言いますが万人にフィットするタイプの双眼鏡では決してないとも思います。でもある種のジャニヲタに大きな感動を与えられる双眼鏡であることもまた確かなことだと思うので、とりあえずはいっぺん手に取ってみることをお勧めします。本当は手当たり次第貸して回りたいんですが、わりと周りのジャニヲタがもう購入済になりつつあるのでとりあえずおすすめ欲をブログにぶつけてみました…w個人的には現場オフシーズンになりつつあるので双眼鏡を磨きながら今月は今後も更新頻度あげていきたいです!