ジャニヲタ見聞録

ジャニヲタのためのライフハック(笑)ブログ

30分で完成!?正しくないジャニーズ応援うちわの作り方~邪道編~

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いやー春ですね!現場の季節到来ですね!というわけで、今回は現場に欠かせないアイテム・手作りうちわの作り方について書いて行こう…と思います。明日はコンサートなのに今すぐうちわを作りたい!って状態になってコンサート前日の深夜1時2時まで紙やノリと格闘したことがあるジャニヲタは少なくないと思います。しかし、今回お伝えする方法で「それなりに見栄えのするうちわ」を30分で完成させることが出来ます!
しかし、今までいちおう「これがおすすめだヨ☆」的な方向性でお送りしてきた当ブログですが、今回の内容はあまり参考にはならないと思うので別段人にはおすすめいたしません。あとそろそろ私がアホだというのが各方面にばれてしまうと思いますが、あたたかく見守っていただけるとありがたいです。まあちょっとは参考になることもある…かも…?どこらへんが「邪道」なのかは見て行けば追々分かるかと思います。

手作りうちわに必要なもの

材料

最近100円ショップでもジャンボうちわの土台やカッティングシートや蛍光紙が販売されるようになってありがたい限りですが、その時々で高級カッティングシート使ったり全部100円ショップで済ませたりしてるためこれが絶対におすすめだよ!っていうのは特にないです。通販で買うと商品代金<送料になってしまったりするので近所の友達と共同購入とかするといいかもしれません。

ELECOM 手作りうちわキット ジャンボサイズ BK 蛍光ピンクイエロー EJP-UWLLBK1

ELECOM 手作りうちわキット ジャンボサイズ BK 蛍光ピンクイエロー EJP-UWLLBK1

ELECOM 手作りうちわキット ジャンボサイズ BK 蛍光ピンクグリーン EJP-UWLLBK2

ELECOM 手作りうちわキット ジャンボサイズ BK 蛍光ピンクグリーン EJP-UWLLBK2


Amazonとか家電量販店でもジャンボうちわの材料が一セット揃う…と思うとすごい時代ですね。しかしホログラムの上に蛍光を載せると大概視認性が悪くなるので気を付けてください!wちょっと割高だけど最近ロフトやハンズのうちわ材料コーナーもどんどん充実してきてるので、いくと興奮してうっかりいらないものまで買い込みそうになりますね。

文字データ作成ソフト

ワードアートで作ってる人、ネットで型紙をダウンロードしてる人などさまざまだと思いますが、私が使ってるフリーソフトはなかなか便利なのでおすすめしておきます。
screenshot
Silhouette America - Software Downloads
英語のソフトだけどインストール時に日本語を選択できます。本来別にうちわ用のソフトではないので色々他にも機能はついてるんですが「文字に縁を付けてデータを作成する」という点ではシンプルに便利なソフトだと思います。
使用方法としてはインストール後立ち上げて

①「テキスト」のボタンを押して文字を入力

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②入力した文字を右クリックして「オフセット」を選択

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③「オフセット」のプロパティで太さを指定して枠線を付ける

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④2重に枠線を付けることも可能です

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⑤うちわサイズの画像を読み込んだら、画面上で調整も可能

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データを作成したら直接印刷できるので、自宅プリンターでうちわ用文字データ作ってる人にはいいと思います。

フォント

別に一般的なポップ体でもゴシック体でも読みやすければいいと思うんですが、自担の名前に合ったかわいいフォントを使ってみたい時ってありますよね。一文字からデータを購入できるサイトとかもあるし、フォントを一書体からダウンロード販売してるサイトもあるんですが、色々うちわを作りたいなら「フォントパッケージ」がおすすめです。

DynaFont TypeMuseum 3712 TrueType for Windows

DynaFont TypeMuseum 3712 TrueType for Windows


8000円とかするので安くはないですが、年賀状とか印刷物にも使えるし、これだけでフォントが260書体入っているのでいろんなテイストのフォントが手に入ります。
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ごく一部ですが↑のフォントは全部上記のパッケージに収録されてます。しかしフォントを調べて行くとすっごい可愛くてうちわに使いたくなるフォントが一書体20000円とかするのを知って心が折れますね…

道具

邪道編とはいえ普通の道具も使います。

カッター

オルファ リミテッドFA LTD-01

オルファ リミテッドFA LTD-01

別にデザインナイフとかじゃなくてふっつーのカッターですが、私の場合主な用途は「カッティングシートを半分の幅に切る」とかなので別に100円ショップのでも全然問題ないです。

のり

カッティングシート派なのであまり使いませんが、均一に貼れるので紙と紙を貼る時は大体スプレーのりを使ってます。↑だと時間が経つとはがれてきてしまうことがあるので次に買い替える時はもっと強粘着らしい↓にしようかな…
[asin:B002YHTFGC:detail]

カッターマット

まじで超普通な裏が粘土板になってるやつwを使ってるんですが、サイズがA4強なので↑の折り畳みA3カッターマットがほしいです。

定規

シンワ アル助ゴム付 300mm

シンワ アル助ゴム付 300mm

基本的にカッターと一緒に使うので金属製の定規の方がいいかと思います。

カッティングプロッタ

グラフテック シルエットカメオ単体

グラフテック シルエットカメオ単体

何じゃこれって感じだと思いますが、簡単に言うと「紙やカッティングシートを切るマシン」です。ペーパークラフトやスクラップブッキングをやってる人対象のマシンらしいのですがわたしは専らうちわ用に使っています。約30000円するのでうちわのためだけにこれを買ったのはわりとっていうか確実にアホだと思うのですが、更に言うとこれが2代目だったりします…。わー!アホだ!しかし4年位使ってもうこのマシンなしではうちわが作れない身体になってしまいました…文明って怖い…。先ほど触れた「Silhouette Studio」で作成したデータから直接切り出すことが出来るので、色々と便利です。「自担のことを思いながら一文字一文字自分の手で切って行くのが幸せ…☆」っていううちわ作り精神もなくはなかったのですがそれより思い立ってから30分でうちわが作れる手軽さの方を取ってしまうダメおたくです。でも相当うちわを作らないと減価償却しないと思うので人におすすめはしません…。

手作りうちわタイムアタック!

まあ口で説明だけするより作ってるところを見てもらった方が早いだろうということでw自炊に続いて「カッティングシート三重の名前二連うちわ」を実際に時間を測りながら作成してみました。サンプルは「字面がかっこいい」という理由で、関西Jr.の新星・Kin Kan平野紫耀くんのうちわとさせていただきます。

(1)データ作成

Silhouette Studioでサイズを見ながら文字を配置していきます。フォントは「DFPスターゴシック体W12」です。うちわのために生まれてきたのでは?というくらいかわいいフォントなのですが、もちろん上記で紹介したフォントパッケージに入ってるよ!
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内側の縁を4mmで作成f:id:a2z:20130327093856j:plain
外側の縁を9mmで作成f:id:a2z:20130327093859j:plain
実際にうちわ型の土台データに乗せて、色も付けて調整(絶対にはみ出さない主義です)f:id:a2z:20130327094117j:plain
同じように「耀」も作成f:id:a2z:20130327094153j:plain
色や配置を迷ってああだこうだした時間も含めて、データ作成終了までの時点で[10:30]

(2)カッティング

実際は「文字(白)」「内側のふち(黒)」「外側のふち(蛍光黄色)」に分けて切るので、色別にデータを分けます。そう、これ後で気付いたけど文字の色と外側縁の色作成予定とずれてるんですね…後から気付いたけど…
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これはほぼコピペだけなので終了の時点で[11:45]
そしていよいよカッティングしていきます。実際にカッティングしてくれるのはうちのカッティングプロッター・シルエットカメオさんです。
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カバーを開けて
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白のカッティングシートをセット
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Silhouette Studioから「シルエットカメオに送信」の操作をするとズゴゴゴゴと結構なでかさの動作音を響かせながらカットしていってくれます。この「紫耀」という複雑な文字を二文字切るのに大体2分30秒くらい。
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切り終わった後はこんな感じで、不要なところを剥がせば文字の形のシールとして使えるようになってます。
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三色分切り終わった+不要なところを剥がした時点で[17:15]

(3)接着

シール状になったのであとは順番に貼っていくだけなんですが、貼って行く途中でずれるのが嫌なので、私は「アプリケーションシート」というのを使ってます。

アプリケーションシート (200mm×10m ステカ SV-8 サイズ)

アプリケーションシート (200mm×10m ステカ SV-8 サイズ)


透明で粘着力のあまり高くないシートなのですが、これを適当な大きさに切って文字の部分に貼りつけて
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剥がすと文字がこのシートにくっついてきます。
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それをそのまま縁のシートに貼ってこすると、ずれることなく文字をこのまま転写できます。
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この調子で2文字分・三重に貼りつけ完了した時点で[23:45]
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最後に、これを絶妙にはみでないようにうちわ本体に貼りつけた時点で[25:30]
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というわけで30分かからずに「カッティングシート三重の名前二連うちわ」が完成しました!
ちなみにこの後「透明テープで表面コーティング」をやったら+10分くらいかかったけど…表面が丈夫になるので長く使いたいうちわにはおすすめです。
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材料費について

材料費はほんとまちまちなのですが、今回の場合は

  • うちわ本体:105円×2【210円】
  • 蛍光黄色カッティングシート(100円ショップ):【105円】
  • 黒カッティングシート:50cm400円×1/2【200円】
  • 白カッティングシート:50cm400円×1/2【200円】

で、2本合計715円とかなりリーズナブルに仕上がりました。高いグリッターのカッティングシートとか使うと一本当たり1500円とかになることもあります。

番外編

最近割と大々的に展開するお店が増えてきた気がしますが、所謂「うちわ屋」に依頼するのも個人的にはアリだと思ってます。いや私は設備投資wしてしまったのでなるべく自分で作ってますが、綺麗なうちわが手に入るならちょっと割高でも余計なゴミも出ないしいいのではないでしょうかって思いますが、フォントとかデザインとかでどうしても他のひととかぶりやすくなりそうなのが気になるかも。
うちわ業者も色々ありますが、最近実店舗までオープンした「もじパラ」がちょっと気になってます↓

というわけで非常に参考にならないうちわの作り方ガイド記事だったと思いますが、こういうアホもいるよってことで…。念のため私はうちわ業者の副業はしてないとは言っておきますがwさすがにこんなもん買ったので友人各位のうちわはほいほい代行して作ってます。ので、うちわいっぱい作る友達同士での共同購入したらいいかもしれません…?とりあえず春に現場があるジャニヲタのみなさんは(もう始まってるという方も多いとは思いますが)、気合を入れてかわいいうちわで臨めるようお互い頑張りましょう!