ジャニヲタ見聞録

ジャニヲタのためのライフハック(笑)ブログ

ジャニヲタのための録画機器購入ガイド~自担を美しく撮るために・2013年春編~

f:id:a2z:20130306091351j:plain春、と打ってもう春か…と遠い目になりかけました、こんにちは。以前NAVERまとめでも同じテーマで書いたので、ご覧になられた方もいるかもしれませんが、一年経つと色々状況も変わるということで、今回は本命・レコーダーについて書いて行こうと思います。ほとんどのジャニヲタにとって双眼鏡以上に必須アイテムかと思われるレコーダーですが、どんなに安くても数万円はするものなので、選んだ末に後悔しないものを購入したいですよね。自担の出演番組が始まる前にレコーダーを買い替えたいジャニヲタのために、決算シーズンで電気屋でも安く購入できる機会も増えそうですし、現在の最新機種の機能をメーカー別に紹介していこうかと思います。当たり前ですが全ての実機を日常的に使用した上でのレビューではないので、気になる機種があったら店頭に行って試してみたり、実際に使ってる友達に聞いてみてくださいね。あくまで2013年3月上旬時点での情報なので、後日エントリを読まれた方はその点だけ注意して下さい。

ぶっちゃけどこのメーカーがおすすめなの?

今日本の大手メーカーで、BDレコーダーを出しているのは東芝・SONY・Panasonic・SHARP・三菱電機だと思うのですが、その中だと三菱はラインナップも少なく、どちらかというと液晶テレビの関連商品といった感じです。別に普通に撮って見て消す分には何も問題なさそうなんですがあまりおたく向けという製品ではなさそうなので、今回は除外して東芝・SONY・Panasonic・SHARPの四メーカーの製品について比較していきたいと思います。

レコーダーを選ぶためのポイント(独断)

というわけでどのメーカーのどの商品がおすすめかに関しては一通り紹介した後で決定したいと思うので、もう少しお付き合いください。というわけで、各社の製品を比較…する前に、ジャニヲタがレコーダーを選ぶ際のポイント(独断)を挙げておきます。

(1)同時録画数

W録がもてはやされたのも今は昔、最新機種ではもはやトリプル録画が当たり前になっています。ということで同時にいくつの番組を録画できるかという「同時録画数」は最初にチェックしたいポイントです。掛け持ちしててもなかなか三つ出演番組が被るというシチュエーションはさすがにないかもしれませんが、全てのワイドショー芸能ニュースを録画したい取材日翌朝に、ZIPとめざましとMXを一緒に撮れるのというのはありがたい限りですよね。まあダブ録でもなんとかなるかもしれませんが、沢山録画できるに越したことはないと思います。ちなみに「3番組同時録画可能!」って書いてある機種でも2番組+スカパーで3番組だったりするので確認する時は気を付けてください。1番ソングSHOWと少年倶楽部が普通にかぶったりしている昨今なので、最低でもW録対応のものを選びたいですね。

(2)編集機能

ジャニヲタが他に比べて特に重視するのがこの編集機能だと思います。そしてメーカーごとに全然違うのもこの編集機能です。CMだけカットしてざっくり焼くという程度の編集だとどれでもあまり変わりないかと思いますが、「自担がゲストで出たバラエティを、小窓の中の表情まで編集して焼いておきたい!」というタイプのジャニヲタの人は編集機能重視でレコーダーを選んだ方がいいかもしれません。

(3)外付けハードディスク

これも割と最新機種だと当たり前のように付いている機能ですが、かつかつのHDD残量に日々苦しめられているジャニヲタの人は多いのではないでしょうか?もちろん2TB、3TBのレコーダーを買えばその分まだ余裕はできるかもしれませんが、外付けハードディスクが使える機種だと2TBでも1万円程度で購入できるので、録画が溜まっても逃げ道が出来ます。ただ、外付けハードディスクは内臓のものと比べてダビング速度や同時予約数に制限ができることがあるので、そこは気を付ける必要がありそうです。また、レコーダー本体が壊れてしまうと外付けに録画したファイルも全て読み取れなくなってしまうことが多いため、保存先として使用する場合は注意しましょう。

(4)自動録画予約

あくまで基本的には自分で自担出演番組をチェックして予約するのが一番…ですがどうしてもうっかり忘れたり、(使えない)公式サイトを信用して漏れたりすることもあると思います。そんな時に助かる機能のがキーワード自動録画です。自ユニや自担の名前を登録すると、番組情報から発見したら勝手に予約しておいてくれるというありたがい機能…ですが残量が少ないと基本的に使えないのでご注意を。この機能も各社備えてますが、DVDレコ時代から付いていたSONYが高機能なようです。

(5)スマホ・PCとの連携機能

そもそもレコーダーをネット接続できる環境がないといけないので難しいかもしれませんが、最近のレコーダーは大抵ネットからリモート予約や録画タイトル管理ができます。出先で残量が足りない時にいらないタイトルを削除したりとか、録画予約を忘れてた時にあわてて予約したりとかも可能なので、繋げる環境のある人は設定をおすすめします。リモコン代わりに使えるスマートフォンアプリを提供しているメーカーなどもあるので購入前にチェックが吉かも。既に購入済みでネット予約機能があるのに使用してない…って人も多そうなので、自分のレコが対応しているかどうか見直してみるといいかもしれません。

(6)映像再生品質

最近のレコーダーは録画だけではなく、ブルーレイソフトやDVDソフトを再生する時、より美しく映像処理して再生する「アップコンバート機能」がついているものがあります。歌番組やドラマの録画もそうですが、ライブDVDやブルーレイは少しでも綺麗な画質で見たいジャニヲタにとっても重要な機能かと思います。また、長時間モードで録画しても綺麗な画質で再生できる「ノイズリダクション機能」というのも映像部分だとあると嬉しい機能だと思います。ジャニヲタと言えどバラエティ番組も全部最高画質で録画する人ばかりではないでしょうし、それでも少しでも綺麗な画質で見られたら嬉しいですよね。ただ、そこそこ大画面のテレビで見ないとあまり違いは分からないような気もします…。

まあ他にも色々人によって重要なポイントはあると思うんですが、以上のポイントを踏まえて、メーカーごとに最新機種をみていこうかと思います。もちろんその他の独自機能などもあるのでかいつまんで紹介してみます。

メーカー別各社レコーダーの特徴

Panasonic「DIGA」

BD黎明期からレコーダーを出し続けているPanasonicは一言で言うと「堅実」な作りだと思います。私もレコーダーはここの機種を使ってるんですが、5年間使っていて動きがおかしくなったり、不安定になったりということが今まで一回もありません。まあ使ってて壊れた人もいるとは思いますが、あまり不具合の話を聞かないので壊れにくく安定した動作が一番の魅力でしょうか。

編集機能

逆に言うと、初心者でも使いやすい単純な作り故に編集を凝りまくるジャニヲタには不向きなメーカーかもしれません。勿論不要な場所を削除したり、番組同士を結合したりするといった基本的な編集はできますが、プレイリストを使って複数番組を詳細に編集しようと思うと物足りないような気がします。

外付けハードディスク

最新機種は全て、USBの外付けハードディスクを8台まで登録可能です。(同時に接続できるのは一台だけ)上位機種なら長時間モードでも直接録画できるので残量ピンチの時には助かるかもしれません。外付けからBDに直接ダビングすることもできます。ただ、外付けHDDに複数番組の同時録画をすることはできないのでその点は気を付けてください。

自動録画予約

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レコーダーから操作できる「かんたんおまかせ録画」は規定のカテゴリーを選んで録画できるだけなので、あまりジャニヲタ的に活用する機会はないような気がします。レコーダーをネット接続して月額315円のサービス料を支払うと、ネットサービス「Dimora」からおまかせキーワード録画を設定できますが、ジャンルや時間の詳細な指定はできないのであくまで補助的なものとして使った方がいいと思います。

スマホ・PCとの連携

Panasonicは公式で「Dimora」「Memora」というネットサービスを用意しています。DIGAをネット接続してこのサービスに登録すると、インターネットから録画予約・録画予約の確認・録画番組の削除・録画番組のリネーム・HDD残量確認等色々できます(スマホからも可能)「DIGA remote」というiphoneアプリを使用するとiPhoneをレコーダーのリモコン代わりに使用することも可能です。「Memora」は有料のサービスですが、登録すると「シーン一覧」として番組内のコーナーや出演時間などの情報が見られるので長時間番組の編集をする時などはジャニヲタ的には助かるかもしれません。
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首都圏在住の人ならCMの内容まで検索可能なので、自担のCMを捕獲する時にも役に立ちそうです。

映像再生品質

30000円台の入門機でも最新機種だと、「制作時期が旧いため、画質が良好でない番組(映画/ドラマ/アニメなど)再生時に、ノイズを抑えた、すっきりとした画質に改善する」旧作モードノイズリダクション機能)、「市販DVDソフトなど、標準画質の映像をハイビジョン信号に変換する『超解像アップコンバート』。優れた処理精度による、微小信号の高い再現性と階調性で、自然でノイズが少なく、精細感に溢れた画質でお楽しみいただけます」という超解像技術アップコンバート機能)などの市販のソフトや古い録画DVD等も綺麗に再生できる機能が付いています。

Amazon価格 約4万1千円
HDD容量 500GB
同時録画数 2
高画質化機能 ノイズリダクション・アップコンバート

2番組同時録画可能・HDD500GBの、現在のDIGAラインナップの中で基本機能は全て備えた上でそこそこリーズナブルな機種かと思います。+9000円でほぼ同性能でHDDが1TBのPanasonic DIGA HDD搭載ハイビジョンブルーレイディスクレコーダー 1TB ブラック DMR-BWT630-Kという上位機種もあります。

Amazon価格 約7万6千円
HDD容量 2TB
同時録画数 3
高画質化機能 ノイズリダクション・アップコンバート

2TB、3番組同時録画可能なレコーダーでも8万以下で買えるんですねえ…、DIGAのトリプル録画可能なモデルの中では一番お手頃な機種です。普通に必要な機能は全て備わっていると思います。

SONY「ブルーレイレコーダー」

BRAVIAみたいなブランド名がないのでちょっとわかりにくいんですが、SONYもPanasonicと対抗できるブルーレイレコーダー古参&大手メーカーです。もうレコーダー購入済みの方はこのどちらかの機種を使っていることが多いのではないでしょうか?PSPやPS3と似た操作画面でで、どちらかを使っていた人なら直感的に操作しやすいのではないかと思います。起動も早く、画面操作もサクサクなので使用する際でのストレスは少なそうです。

編集機能

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Panasonicと違って、SONYは「プレイリスト」を作成することが出来ます。プレイリストが使えるレコーダーを使ったことがない人は良くわからないかもしれませんが、自ユニの新曲露出やドラマの自担シーンだけ繋げてひたすらリピりたい!って時に非常に便利なのがプレイリストです。また、例えばMステにSMAPと嵐が出た時に「SMAPの出演部分」と「嵐の出演部分」を別々に編集してそれぞれ専用ディスクに焼いたりすることも可能なので、ジャニヲタにはありがたい機能だと思います。勿論普通に部分削除やCMカット・番組結合する機能も備えています。
また、「フレーム単位編集」といって、一コマ単位での削除・チャプター編集が可能です。この機能が付いてないPanasonic・SHARPの機種だと削除したつもりでもBDに焼くとCMやいらないシーンが数コマ残ってしまうのですが、フレーム単位で編集すると、本当に不要な箇所は全部削除した上で焼くことが出来るので、より細かく編集したいジャニヲタにはこの機能は重要ではないかと。

外付けハードディスク

全機種USB外付けハードディスクを10台登録可能です。(同時接続できるのは1台)長時間モードの使用も、外付けHDDから直接ブルーレイにダビングも勿論OKです。こちらも外付けHDDに複数番組の同時録画をすることはできないのでその点は気を付けてください。

自動録画予約


自動録画予約と言えばSONY!というくらい、この機能を重視する人は迷わずSONYにするのが正解です。DVDレコーダー時代から力を入れていたので、BDレコーダーになっても他のメーカーよりもジャンルを指定した詳細な予約が可能だったりと機能が充実しています。最新機種は自動録画先に外付けHDDを選択することも可能なので、手動予約と自動予約でHDDを分けても便利かも知れません。ただ、あくまで番組情報を見ての予約なので、ゲリラ出演的なものには対応できないこともあります。

スマホ・PCとの連携

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SONYのレコーダーもネットに接続すると、ウェブサービス「CHAN-TORU」から録画予約・録画予約の確認・録画番組の削除・HDD残量確認等が可能です。また、対応タブレットやスマートフォンiPhoneiPad無線LANで繋がっていたら家の中で録画番組を視聴することが出来ます。ベッドの中とかお風呂の中で見られるのは時間のないジャニヲタにもありがたいかもしれません。
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ソニーのブルーレイなら、スマートフォンやタブレットで見たい番組が楽しめる! | ブルーレイディスクレコーダー | ソニー

映像再生品質

「ブロックノイズリダクション」、「モスキートノイズリダクション」、「フレームノイズリダクション」の強度をダイナミックに自動調整。デジタル放送やBD・DVDソフトといった幅広いコンテンツをより高精細にお楽しみいただくことができます。

ノイズリダクション」は全機種に搭載されていますが、Panasonicと同様の「アップコンバート技術」については60000円以上する上位機種からしか搭載されていません。ただ、上位機種になると長時間モードでもより綺麗な画質で録画できる「インテリジェントエンコーダー3」という機能も備わってくるので、画質に拘りのあるおたくの人にはお勧めです。
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しかし最高画質のDR録画だと関係ないので、歌番組とかには意味ないかもしれませんね…。

ソニー デジタルHDチューナー内蔵HDD 500GB搭載ブルーレイディスク/DVDレコーダー BDZ-EW500

ソニー デジタルHDチューナー内蔵HDD 500GB搭載ブルーレイディスク/DVDレコーダー BDZ-EW500

Amazon価格 約4万1千円
HDD容量 500GB
同時録画数 2
高画質化機能 ノイズリダクション

2番組同時録画可能・HDD500GBのスタンダードかつリーズナブルな機種かと思います。DVD再生時にはアップコンバート機能がないのがちょっと惜しいかも?機能は同じでHDD容量だけ1TBになった上位機種、ソニー デジタルHDチューナー内蔵HDD 1TB搭載ブルーレイディスク/DVDレコーダー BDZ-EW1000も48000円程度で購入できます。

Amazon価格 約6万5千円
HDD容量 1TB
同時録画数 3
高画質化機能 ノイズリダクション・アップコンバート

7万円以下でトリプル録画モデルが買える世の中になってるんですね…、HDDは1TBですが、ハイエンド機種という位置づけになっているので、映像再生品質も下位機種よりはかなり質の高いものとなっています。機能はほぼ同じでHDD容量だけ2TBになった、ソニー デジタルHDチューナー内蔵HDD 2TB搭載ブルーレイディスク/DVDレコーダー BDZ-ET2000も80000円程度で購入できます。

東芝「REGZAブルーレイ」

ジャニヲタのDVDレコーダーといえば東芝一択!だった人も多かったと思います、勿論私もそうでした。色々事情があってBDレコーダー参入が遅れたこともあり、機能に関してはSONY・Panasonicに遅れを取っている面も多かったのですが、最新機種ではだいぶ追いついてきた印象を受けます。相変わらず他社に比べたら少し動作が不安定というレビューもありますが、(特に編集機能面で)東芝しか使えない身体になってしまったジャニヲタにはこの選択肢しかないでしょう。芝レコジャンキーはもうこんな記事とか読まずに購入するしか道はないと思います。

編集機能

編集機能の充実という点では東芝の右に出るメーカーはいないでしょう。例えば、SONYと同じく削除する時は「フレーム単位」の編集でいらないシーンやCMは一コマ単位でカットが可能です。
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また、プレイリスト機能もSONYのものより更に充実しています。チャプター単位でのプレイリスト作成が可能だったり、自動でCM抜きのプレイリスト作成をする機能(おまかせプレイリスト)もあるので、CMカット作業だけでも簡単です。
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東芝のレコーダーを使ったことがないといまいち使い方のイメージが分からないかもしれませんが、東芝レコーダー経験者にはプレイリスト機能は非常に魅力的ですよね…。

外付けハードディスク

全機種USB外付けハードディスクを8台登録可能です。上位機種になってくると、4台同時に接続できるので、(配線は大変そうですが)バラエティ用のHDD、ドラマ用のHDDみたいに使い分けるのも便利かもしれません。外付けへの同時録画はできませんが、外付けHDDから直接ブルーレイにダビングは可能です。

自動録画予約

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レコーダーの操作画面からキーワードを設定しての「おまかせ自動録画」が可能です。SONYのものほど精度は高くないようですが一通りの条件設定は可能です。録画条件の登録上限数が8なのはちょっと物足りないかもしれませんね。(SONY・Panasonicは10件まで可能)

スマホ・PCとの連携

非常に残念なことに東芝はまだ外部から録画予約できるウェブサービスは開始していません。
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DVD時代からのメール予約という機能は一応あるんですが、ネットから残量まで確認できるSONY・Panasonicのサービスからするとどうしても見劣りしてしまいますね。現在Androidタブレット向けにリリースされている「RZ番組ナビ」というアプリを利用すると外出先からの録画予約が可能なようなので、早く対応機種を増やしてほしいものです。
また、対応機種は限られているもののリモコン代わりに使えるアプリやタブレットでレコーダーの録画番組を視聴できるアプリもリリースされています。
レグザAppsコネクト|REGZA:東芝
また、東芝製のタブレットやPCに限定されますが、番組を外出先に持ちだすことも可能です。

映像再生品質

HDMI端子から1080i/pで出力時に標準画質の映像をより精細感の高い画質に補正するXDEを搭載しています。DVDソフトなどをより高画質で楽しむことができます。

Panasonic・SONYと同様のアップコンバート技術が全機種で採用されていますが、ノイズリダクションについては通常のBDレコーダーには搭載されていません。Panasonic・SONYと比べると少し劣っているでしょうか。

東芝 【REGZAブルーレイ】HDD&ブルーレイディスクレコーダー 500GB DBR-Z310

東芝 【REGZAブルーレイ】HDD&ブルーレイディスクレコーダー 500GB DBR-Z310

Amazon価格 約3万8千円
HDD容量 500GB
同時録画数 2
高画質化機能 アップコンバート

REGZAブルーレイの基本機能はすべて備えたW録対応機種ですが、Panasonic/SONYよりは少しお手頃な価格ですね。機能はほぼ一緒で、HDDが1TBの東芝 【REGZAブルーレイ】HDD&ブルーレイディスクレコーダー 1TB DBR-Z320も43000円程度で購入できるのでこれも他メーカーよりはちょっとお安いです。

東芝 【REGZAブルーレイ】HDD&ブルーレイディスクレコーダー 1TB DBR-T350

東芝 【REGZAブルーレイ】HDD&ブルーレイディスクレコーダー 1TB DBR-T350

Amazon価格 約4万8千円
HDD容量 1TB
同時録画数 3
高画質化機能 アップコンバート

トリプル録画が!5万以下!上記で書いたように東芝はかなりクセのあるメーカーなんですが、ここまでお安いとおすすめしたくなりますね。ただ、上位機種でもノイズリダクションはついていないのが残念。HDDが2TBの東芝 【REGZAブルーレイ】HDD&ブルーレイディスクレコーダー 2TB DBR-T360でも約60000円と他メーカーに比べたら破格です。

SHARP「AQUOSブルーレイ」

SHARPはあくまで「AQUOS」の液晶テレビを使っている人向けという印象を受ける商品です。とはいえ、別にアクオスのテレビに他の機種を繋いで不具合があるというわけでもないので、他三社に比べるとあまり強みがない機種かもしれません。その代り、三番組同時録画可能な機種でもかなりリーズナブルなので、値段重視の人にはおすすめです。

編集機能

プレイリスト機能はPanasonic同様付いていませんが、部分消去・番組結合・番組分割などの基本的な編集は可能です。

外付けハードディスク

全機種外付けハードディスクを8台まで登録可能(同時接続できるのは一台のみ)です。外付けからBDへの直接ダビング・長時間モードは可能ですが、外付けから一回内臓HDDにダビングしないと編集作業ができないのが少し煩わしいかもしれません。
また、上位機種は「スロットインハードディスク」という、カセット型のハードディスクに対応しています。こちらは専用ディスクしか使えませんが、ダビング速度や同時録画・編集などに制限がなく、内蔵ハードディスクと同様に使えるので、バックアップ先としてはUSB外付けより使い勝手がよさそうです。しかし専用ディスクが1TB14800円とかするし、他社のレコに買い替えたら使えなくなってしまうのでちょっと微妙かもしれませんね。

自動録画予約

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レコーダーの操作画面からジャンルやキーワードを指定して自動録画予約可能です。わりと新しい機能のようで、あまり使っている人のレビューがないのですが、精度は恐らくSONYよりは劣っているのではないでしょうか。

スマホ・PCとの連携

レコーダーをネット接続した上で「AQUOSリモート予約」というアプリを使用したら外出先からの録画予約は可能です。このアプリが現時点ではAndroidしか対応していないようなので、iPhone・PCからは難しそうです。また、SHARP製のスマートフォンなら録画番組を転送して外出先で視聴することもできます。

映像再生品質

公式サイトを探しても非常にわかりにくかったのですが、アップコンバート機能は全機種に付いています。また、上位機種限定になりますが、「高画質マスターエンジンBD」機能というノイズリダクション機能が付いています。そのほかにも長時間モードで録画しても綺麗に録れるという「高画質 純 録り」機能が最新機種には全て備わっています。

Amazon価格 約4万3千円
HDD容量 500GB
同時録画数 3
高画質化機能 ノイズリダクション・アップコンバート

現在各メーカーの最新機種でトリプル録画対応モデルではこれが一番安いのではないでしょうか。カセット型ハードディスクも使用でき、ノイズリダクション・アップコンバート機能も備わっている所謂「全部入り」です。とにかく安くトリプル録画したいという人にはおすすめかもしれません。

テレビとレコーダーの連携

少し話がずれますが、「テレビとレコーダーのメーカーを揃えたほうがいいのか」ということに関しては、別に同じでも違っても特に問題はありません。ただ、同じメーカーだとリモコンを共用できたりするので、リモコンをひとつにまとめたい人は揃えたほうがいいでしょう。また、最近のテレビはテレビだけで録画できる機能が付いていることが多いですが、同一メーカーだとテレビで録画した番組を、テレビ→レコーダーにダビングして、BDに焼くことが出来たりします。機種やメーカーによりますが、ワイドショーがかぶったときなどにテレビの録画機能を補助的に使用することもできるので、既に録画機能のあるテレビを使っていて、そういった使い方を考えている人は同じメーカーにしておくといいと思います。

最終的におすすめの機器はこれだ!

上記で延々と挙げたような比較ポイント以外に価格と機能のバランスも考えた上で、私は今のところレコーダーを買い換える予定はないのですがw「自分が買うなら」という基準で真剣に検討した結果、今買うなら以下の二機種をおすすめします。

SONY BDZ-ET1000

トリプル録画・1TBが可能なSONYのハイエンド機種です。Panasonicも今使ってて愛着はあるのですが、やっぱりジャニヲタとしてはSONYの「1コマ単位で編集できる編集機能」「高精度のキーワード自動録画」の魅力に抗えませんでした。映像再生品質も期待できそうなので、JストとかJストとかJストとかの画質のよろしくない市販DVDでどこまで変わるか試してみたい気持ちもあります。

Panasonic DMR-BWT530-K

何といっても4万ちょいで買える価格は魅力的です。帝国劇場の四連番より安い!W録・外付HDDなどのないと困る機能は備えた上で、映像再生品質もそこそこ良さそうなリーズナブルさがいいですね。DIGAは実際使ってておたく的に物足りない気持ちになることも多いんですが、やっぱり「壊れて録画内容が消える」以上におたくとしてつらいことってなかなかないと思うのでこの堅牢さが一番の魅力かもしれません。

この二点はあくまで私が今買うならっていう選択肢で選んだので、それぞれの予算・重視するポイントから自分に合った商品を選んでみてください。ジャニヲタなら周りのレコーダー所有率も非常に高いと思うので、既にBDレコを持ってる友達に色々聞いてみるのが手っ取り早いと思います。

今回は最新機種の中から選んだのですが、必ずしもその時点での最新機種を購入したほうがいいとは限りません。もちろん最新機種でないと備わっていない機能もありますが、一世代前のものの方がかなり安く購入できるという場合は、そちらを選んだほうがリーズナブルだとは思います。ただ、その場合はめんどくさくても最新機種との違いはどこなのかというところを確認してから購入することをおすすめします。

ちなみに、お金持ちの方ならその分高性能なので値段の高い上位機種を購入したらいいと思いますが、(特にジャニヲタの)レコーダーは消耗品です。倍の値段のレコーダーを買ったら二倍長持ちするわけでもないし、ちょっと容量が多いとか、ちょっと高画質で再生できるという程度なら、そこそこ手頃な機種をそれなりの期間で買い換えたほうが満足度は高くなると思います。

レコーダーはどちらにしても決して安い買い物ではないし、消耗品と言いつつ一年二年でほいほい買い換えられるものでもないので、十分吟味して、自分の懐具合と使い方にマッチしている機種を選んでくださいね!自分でも詰め込みすぎた気がしていますが、毎回ながらクソ長い文章で申し訳ありません。ちなみに今回は敢えて最後まで「全録レコーダー」という選択肢に付いて触れていません。さすがにそこまで書いてしまうと本当に長くなりすぎるので次回は「ジャニヲタは全録の夢を見るか?」というテーマでいってみる予定です。