ジャニヲタ見聞録

ジャニヲタのためのライフハック(笑)ブログ

「どのブルーレイディスクを買えばいいの?」~ジャニヲタに贈る録画メディアの選び方~

f:id:a2z:20130301092752j:plain2月は「自炊月間」だったので3月は「録画月間」として行こうかと思っていますこんにちは。最近「ジャニヲタ」表記と「ジャニオタ」表記に分かれていることに気が付きましたが、某あるある本もこの表記なので当ブログでは前者の表記に統一していきたいと思っています。まあどっちでもいいんですけど。
最近(レーベルによりますが)ジャニーズでもコンサート映像がブルーレイでリリースされることが多くなってきました。地デジ化して一年半以上経過したこともあって、ジャニヲタならずとも今からレコーダーを買い替えるならブルーレイレコーダー一択でしょう。録画機器について書いてみてもいいんですが、今回はちょっと視点を変えて、自担の映像を半永久的に記録するための「ブルーレイディスク」の選び方について書いてみたいと思います。まだDVD派の方には申し訳ありません~。

ブルーレイメディアの種類

ブルーレイメディア売り場に行くと「BD-R」だの「BD-RE」だの「BD-R XL」だの色んな名称のディスクがいろんな値段で混在していて結局どれがどう違うのか良くわからないまま購入してる人もいると思います。かんたんにですが、各ディスクの特徴を書き出してみます。

BD-R

容量:25GB(地デジDRで180分記録可能)
一番ポピュラーかつ安いブルーレイディスクです。「追記型」なので一度焼いた番組を消すことはできません。(正確に言うと消すことはできるんですが、消してもその分の容量が空くわけではありません)

BD-R DL

容量:50GB(地デジDRで360分記録可能)
「追記型」の特徴はBD-Rと同じですが、2倍の容量記録することが出来ます。

BD-RE

Panasonic ブルーレイディスク 録画用2倍速 25GB(単層 書換型) 10枚パック LM-BE25T10

Panasonic ブルーレイディスク 録画用2倍速 25GB(単層 書換型) 10枚パック LM-BE25T10

容量:25GB(地デジDRで180分記録可能)
「追記型」のBD-Rとは異なる「書き換え型」のブルーレイディスクです。「書き換え型」なので一度焼いた番組を消して他の番組を焼いたり、レコーダーに一度焼いた番組を書き戻したりする用途におすすめです。

BD-RE DL

容量:50GB(地デジDRで360分記録可能)
「書き換え型」の特徴はBD-REと同じですが、2倍の容量記録することが出来ます。
このほかにDLの更に倍(100GB)の容量記録することが出来るBD-R XL・BD-RE XLというのも一応出てるんですが、これはまだ非常に割高なのであまり実用的ではありません。

どんな時にどのメディアを使うといいの?

これも持っているレコーダーや保存する番組数によるとは思うんですが、販売価格を比べるとやっぱりBD-RよりBD-REの方が高いし、BD-R二枚よりもBD-R DL一枚の方が高いです。なので特にこだわりがなくて、沢山の番組を端から焼いて行きたい人は何も考えずにBD-Rを使ったらいいと思います。BD-Rは「追記型」でファイナライズする必要がないので、ディスクがいっぱいになるまで録画が溜まらなくても、一旦最新の番組まで焼いて、後日残りの分を焼くといった使い方や、録画し逃したドラマを友達に一話分だけ焼いてもらって、残りは自分のレコーダーで焼くということもできるので、DVD-Rを使っていた頃よりは便利に使えると思います。
それではBD-REはどんな時に使うのか?というと「書き戻し」がOKなレコーダーを使っている人はこちらメインにした方が何かと便利かもしれません。「書き戻し」というのは、一回BDに焼いた録画を、一旦HDDに戻してから別のディスクに焼く…みたいな使い方をしたい時ですね。地デジはダビング10があるせいで、HDDから消したらその後編集したりダビングしたりできなくなってしまうので、二つのディスクの内容を一つにまとめたい時とかには便利だと思います。あと単純に担降りしたから元担の映像を全部消して上書きするみたいなことも(あんまり聞いたことはないですがw)可能です。
そして、BD-R DL・BD-RE DLとの違いというのは焼ける容量だけなので、例えばDRで録画した24時間テレビを4枚におさめたい時とか、長時間モードで録画した一年分の冠番組を一枚のディスクにおさめたい時とかには便利かと思います。実際管理するディスクの枚数が少なくなるのでその点はいいと思いますが、逆にその一枚が何かで再生できなくなった時に受けるダメージは大きいので一長一短かと…。

ダビング10の罠

話はずれますが、さっきもちょろっと書きましたけど、現在ほぼ全ての地デジ番組にはダビング10制限がかかっています。友達に配るにしてもなかなか一人で10枚同じ番組を焼くことはないと思うので、10回で足りないってことはそんなにないと思いますが、一回HDDから消してしまったら、もし焼いたディスクがダメになったら二度とその映像は入手できないんだ…という焦りのせいで、私のレコーダーには5年前からの映像が消されることないまま溜まって行っています…。バラエティやドラマはともかく焼いた後も歌番組露出を消す勇気がなかなか出ないんですが、同じようなジャニヲタのレイディもいるのではないかと思っています。この問題における対策は絶対に無くしたくない映像は二枚・三枚焼いておくとかしかないんでしょうかね…。しかしその二重三重に焼いたディスクをどう管理するねん問題というのがそれはそれで勃発しそうな気がします。

どこのメーカーのメディアを買えばいいの?

これも結構難しい話だし、正直100年先まで保存できるか80年先まで保存できるかってところはあんまりジャニヲタには関係ないと思うのでw「とりあえずこれを買っておけばあんまり間違いないんじゃないか…な…?」くらいのラインですが書いてみます。

日本製 or 外国製

DVD-Rほど顕著な品質の差は正直感じないんですが、どっちが安心できる品質かというとやっぱり外国製よりは日本製かなと…製造というよりは検品のクオリティなので、聞いたことのない海外メーカー製とかではなくて国内メーカーが出している台湾製のBDとかはそんな悪い品質というわけでもないようです。

データ用 or 録画用

これはどっちも気にしなくていいです。「データ用」と書いてあるメディアでも普通に録画したものを焼いて何の問題もありません。PCに入れた時とレコーダーで読んだ時で〇〇GBの容量が変わるので、そこを変えてあるだけです。DVDだと録画用と書いてあるものでないと地デジを焼けなかったとか色々あったんですけど、BDに関してはどちらも中身は全く同じです。

LTH or 非LTH

ラブドリームハピネスではありませんのでお間違えのなきよう。初めて目にした単語だという人も多いと思うんですが、LTHというのは「Low to High」の略称で、従来の無機素材のBD-Rと違い「有機素材」と言われています。難しい話は置いておくと従来のものと記録面の素材が違うんですね。こちらの方が製造コストが安く済むようでちょっと安めなんですが、紫外線などへの耐久性が無機のタイプに比べて低いと言われています。粗悪品というわけではないのですが、気になる人はLTHのものは避けた方がいいかもしれません。新しい規格なので2007年以前のBD機器だと再生できない場合もあります。ちなみにどこで判別するかというと大体パッケージに書いてあるので購入の際はチェックしてみましょう。

↑だいたいこんな感じでパッケージに載ってます。Amazonの商品画像でも確認できますよー。

結局どこのメーカーがいいの?

別にステマじゃないんですが、「非LTH」「日本製」という条件を基本的に満たしているのは上の方にも貼りましたがPanasonicの製品だと思います。Panasonicはレコーダーも製造しているのでそういう意味でもクオリティはある程度保証できるか…と。SONYは同じレコーダーメーカーでも台湾製が多いので、どちらかと言えばPanasonicの方が…って程度ですが、別にPanasonicが他のメーカーと比べて別段特に販売価格が高いわけではないので、迷ったならPanasonicを選んでおけば問題ないと思います。

しかし、私は2008年からBDレコーダーを使っていて、海外製のものもLTHのものも色々使用したことがありますが、特に特定のメーカーのものが読み取れなくなったり再生不能になったり…ということはないので、今他のメーカーを使ってる人はやばい!とかそういう話ではないのでその点はご安心を。保管に気を遣えば問題ないと思います。

あと、これはメーカー関係ない余談なんですが、今でもBDメディアの価格は少しずつ下がって行ってます。なので、いくら今お安いと思っても、50枚セットとかで購入しない方がいいです。それを使い切るころにはもっとずっと安い値段まで標準価格が下がっているかもしれません。もちろんHDDいっぱい貯めてるものを一気に焼く時とかは別ですがwある程度近いうちに消費してしまえる見通しが付く枚数で購入することをおすすめします。

ブルーレイメディアの保存方法

正直なところ私は割と不織布のCDファイルにガンガン保存していて特に劣化を感じたことがないのであんまり信憑性ないなあと思うんですがwブルーレイメディアはDVDよりも記録層が薄く、紫外線にも弱いというのは傾向としてあるようです。なので、特に大事な録画物に関しては以下の点に気を付けた方がいいかもしれません。

  • 日光の当たらないところに収納する
  • 不織布ケースは使用しない(不織布とディスクの記録面がくっついて録画内容に影響が出る可能性がある)
  • 立てて保存する(横に寝かして置くとディスクが歪んで読み取れなくなることがある)

正直かさばりますが、スピンドルタイプじゃなくて一枚ずつ薄型ケースに入って売っているメディアを購入して、それに保存した方が劣化の危険は低いかと思います。
私は一部のメディアに関しては100円ショップSeriaで購入したこれ↓を使っています。12枚入りますが不織布に比べてどれくらいマシかはよくわかりません…。

開けるとこんな感じです。
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最後に

私は使ってるレコーダーが外付HDDを扱えないタイプなのでとりあえずBDに焼いて保存するようにしているのですが、外付けHDDが付けられるタイプのレコーダーなら、もう外付けにひたすら焼いていって繋げる上限数を超えたら買い替える…とかのが管理もしやすいし容量的にも割安なんじゃないか、と思ったりします。実際そういう運用をしている人もいると思いますが、このやり方だともし本体が故障したら外付けに保存してるぶんの録画も全部おじゃんになってしまうのがネックですよね。ネットワークダビングできるHDDは高いし転送に時間かかるし…。
カセット式HDDレコーダーはわりと良さそうかな?って思ったんですがレコーダーの機能に結構厳しいレビューが付いてたりするのでそれも色々と難しいなあ思います。録画機器に関してはまだまだ書きたいことがあるのでまたの機会として、ブルーレイが完全にDVDに取って変わる日がいつごろ来るのか分からないし、更にその次の録画メディアもそろそろ出てきそうな気もしますが、とりあえずその日まで自担の映像を無事に保存できるよう細心の注意を払ってダビングしていきましょう!